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この論文はリジェクトだ [ 地球温暖化を学ぼう]

私の連載「地球温暖化とエネルギー問題」の読者の一部は勘違いしているようだが、
私は地球温暖化が脅威だと言ったことは一度もないし、CO2が温暖化の要因だと言った
こともない。温暖化の真実を知りたいだけであり、温暖化問題懐疑派の槌田敦氏の話にも
耳を傾けている。その槌田氏、自身の論文が掲載されないからと気象学会を訴えたのだ。

●論文掲載拒否で精神的苦痛と提訴 日本気象学会に元大学教授(47News)
 http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052701000874.html
 (以下引用)「二酸化炭素(CO2)の増加が地球温暖化の原因」との通説をめぐり、
 因果関係が逆と唱えた論文の機関誌掲載を拒否され、精神的苦痛を受けたとして、
 槌田敦・元名城大教授が27日、発行元の日本気象学会(東京)に慰謝料100万円を
 求める訴えを東京地裁に起こした(共同通信)。」

掲載拒否(リジェクト)ということは「槌田氏が学会からの論文修正要求にちゃんと
答えることができなかった」ということを意味している(詳しくは"査読とは"を参照)。
それを訴訟を起こすとは、仮にも学者を名乗る者として恥ずかしい話である。
しかも、内容的にもこの論文の掲載拒否は当然の結果である。以下に解説しよう。

槌田氏の主張はここにまとめられているが、かいつまんで言えば、「大気中の
CO2濃度の増加は自然現象であり、温暖化対策は全く無意味」」という内容の
論文(下記)を気象学会に投稿したが、掲載拒否との結果だったので訴えたらしい。
●大気中CO2濃度増は自然現象であった Ⅰ.その原因は気温高である
 http://env01.cool.ne.jp/global_warming/saiban/rep01.pdf

槌田氏らの主張は、気温変化とCO2濃度変化の年変化率(℃/年、ppm/年)の比較が
基礎となっている。 (下図=上記PDFの図4)
新規作成_4.jpg
この図では、気温変化はCO2変化に1年程度先んじていることが明らかだ。槌田氏は
"気温についてもCO2濃度についても年変化率をそのまま比較しているから、上図には
CO2濃度変化の長期的傾向を取り除くという恣意的操作は入っていない"と述べている。
つまり長期的にも気温が原因であり、CO2が結果であるというわけだ。本当だろうか?
この槌田論文の柱が、実は明らかな間違いである。上図では”長周期成分は除かれたり
減じられたりしている”のである。これでは上図は、本連載で述べた「Keelingのグラフ」
同じでありCO2変動は気温変動の結果とはなりえない。
ひとつ、思考実験をしてみて、槌田氏の誤りを確認しよう。

----
1)気温変動=線形増加(0.01℃/年)+周期30年変動(振幅0.05℃)
        +周期5年変動(振幅0.02℃)+周期3年変動(振幅0.02℃)
  から構成されるとする(本当にそうだという意味ではない。あくまで思考実験)
2)CO2変動=線形増加(2ppm/年)+周期30年変動(振幅10ppm)
        +周期5年変動(振幅4ppm)+周期3年変動(振幅4ppm)
  から構成されるとする。(これもあくまで思考実験) 加えて、線形増加・周期30年変動は
  CO2変動より3年「遅れている」とし、周期5年・3年変動はCO2変動より1年「進んでいる」
  とする(これも思考実験)。
※注(2009/06/09):最初「気温変動」と「CO2変動」が入れ替わってました。
  コメント欄での小父蔵さんのご指摘 (2009-06-09 12:53) に基づき、上記は修正しています。
新規作成_3.jpg
   グラフA:CO2変動と気温変動のグラフ(思考実験)

すると上図のようなグラフをかける。”仮定した通り”に、上記の「長周期+短周期成分」の
グラフでは、気温の長期的変動はCO2の長期的変動に3年程遅れている様子が見えるし、
短期的変動については気温のほうがCO2変動よりも進んでいる様子もちゃんと見える。

3)上記のCO2変動・気温変動データを用いて、年変化率を求めてみる。
新規作成_1.jpg
   グラフB:CO2変動と気温変動の年変化率(前年同月-当該年同月)(思考実験)

ところがこの図では気温変動がCO2変動より1年程度先んじていることしか認められない。
気温の長期的変動はCO2の長期的変動から3年程度遅れているはずだが、それが見られ
ないのだ。すなわち、年変化率のグラフでは「長期的変動(長周期成分)」は減じられている
のである。従って、槌田氏の主張は誤りであり、従って論文の掲載拒否もまた当然である。
※上記の1~3についてより詳しく調べてみたい人用にExcelファイルを公開してみる。
 (こちら) 適宜ご利用ください。

----
なぜ年変化率分のグラフには長周期成分は見えなくなるのだろうか?
これは微分の知識があれば容易に理解できる。ある変動が次の式に従うとしよう。
eq1.jpg
この式の年変化率を求めるということは、微分をすることに匹敵する。
eq2.jpg
微分値では、1) 元の変動yに見られた線形変化分(a・t)は傾きゼロの水平線になり、
変動は認められなくなり、2)周期Tが大きいほど2π/Tは小さくなるので、元の変動yに
見られた周期変動分(sinの部分)の振幅bは、長周期ほど小さくなる。
すなわち年変化率のグラフでは長周期成分は除かれる、もしくは減じられるのである。

槌田氏は残念ながらこのような簡単な数学の知識も持ち合わせていなかったようで、
驚きである。たしか彼は名城大学経済学部教授だったが、経済学では微分は使わない
のだろうか? 今回訴訟を起こしてしまった槌田氏は、今後は公判という公衆の面前で
恥をかくことになるだろう。温暖化問題懐疑派の多くのシンパもガッカリである。

結びに、気象学会の対応を記そう。同学会誌「天気」は槌田氏からの寄せ書き
『反論を受け付けない気象学会は「学会」と言えるのか』を「会員の広場」へちゃんと
掲載している(http://s-ws.net/tenki/cont/55_03/co.html)。 けして異論を
無視して蓋をしているわけではない。同じ学会誌編集委員として、気象学会の
真摯な態度には感動すら覚えた次第である。

---
蛇足:驚いたことに、槌田氏は最近話題の高千穂大学の教員でもあるらしい。
●ホーム殺人未遂 高千穂大学長「痛恨の極み」 東京・杉並
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000011-maip-soci

---
追記(2010/04/11)
槌田氏が敗訴しました。
●槌田敦 vs 日本気象学会 損害賠償請求裁判 判決(住田朋久さんhatena)
 http://d.hatena.ne.jp/sumidatomohisa/20100321/1269171247
 裁判所の判断はまっとうで(判決文P.13-14)当然だと思います。
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sou

訴訟を起こすって・・・
うーん・・・・
私の感覚だと
ちょっと理解できないのですが
余程、納得いかなかったのでしょうか?

by sou (2009-06-08 12:03) 

onkimo

こんにちは。

コメントとトラックバックを頂き、ありがとうございました。

いつもながら、わかりやすい記事ですね。「そうだよなー、そうだよなー」とうなづきながらよみました。

いつか槌田さんのことを私のブログで書いたときには、この記事をリンクさせていただくとおもいます。そのときはトラックバックを打ちますので、よろしくお願いします。
by onkimo (2009-06-08 12:06) 

lanccet2

こんにちは。

貴殿が批判されているのは槌田・近藤論文の「途中図」であって、結論ではありません。
(彼らは「この曲線と基軸の間の面積は、CO2の長期的傾向を示す」と正しく書いています)。

彼らの結論は、CO2の増加率(y)が、全球気温偏差(x)と線形の関係にあることであり、

y=2.39x+1.47

y:CO2の濃度変化率(ppm/year)
x:全球平均気温の偏差(1969~2003)

にあります。

この「槌田・近藤モデル」は年々変動から導かれたものですが、実際にxに観測値を入れると、CO2の濃度を「増加トレンド」を含めてよく再現します。従って少なくともこの34年間については、CO2濃度の増加が年々変動の集積であることは、かなり説得力があると考えます。

論文↓
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/saiban/rep01.pdf
by lanccet2 (2009-06-08 21:09) 

MANTA

>訴訟を起こすって・・・
>余程、納得いかなかったのでしょうか?
souさん、私にもこの行動は理解できません。きっと強い信念のもとで
行動されているのでしょうけれども、基礎的な科学を理解してからのほうが
よかったとおもいます。

>コメントとトラックバックを頂き、ありがとうございました。
onkimoさん、こちらこそありがとうございます。貴記事の丸山先生のお話
も興味深く読ませていただきました。またあとでこちらも関連記事をUPしたい
と思っています。よろしくお願いいたします。
by MANTA (2009-06-09 08:57) 

MANTA

>彼らは「この曲線と基軸の間の面積は、CO2の長期的傾向を示す」と
>正しく書いています。
lanccet2さん、それは彼らが「図4は長期的傾向を取り除いていない」と
誤って理解しているからです。確かに図4では長期的傾向が示されている。
しかしその振幅は相当に減じられていて、図4では数年周期成分が強調
されているのです。

4頁の下から5行目をもう一度声に出して読んでみてください。
そしてこの記事をもう一度読んでください。
by MANTA (2009-06-09 08:59) 

中本 正一朗

MANTA様ならびに
 ここでは匿名で投稿することにより、無責任な思いつきを衒学的趣味で粉飾していらっしゃっている皆様方、

 私は2006年2月に東京の高千穂大学で開かれたCO2温暖化公開討論会に参加して以来、近藤邦明氏と槌田敦氏の共同研究の成果に注目し、近藤+槌田論文の意味を数理物理学的に考察してきました。

もし、皆さまがご自分の上のような発言に責任を持っていらっしゃるならば、ぜひ私が参加しているMIXIの現代物理学史で、皆さまの実名を名乗って、私に上のような論争を私(MIXI現代物理学史では高専のセンせー)にしかけていただけませんでしょうか?

中本 正一朗
元地球科学技術総合推進機構(AESTO)主任研究員
前海洋科学技術センター(JAMSTEC)地球シミュレーター用次世代海洋大循環モデル開発責任者

by 中本 正一朗 (2009-06-09 12:48) 

小父蔵

1)CO2変動
 =線形増加(0.01℃/年)+周期30年変動(振幅0.05℃)
 +周期5年変動(振幅0.02℃)+周期3年変動(振幅0.02℃)
 から構成されるとする(本当にそうだという意味ではない。あくまで思考実験)
2)気温変動=線形増加(2ppm/年)+周期30年変動(振幅10ppm)
 +周期5年変動(振幅4ppm)+周期3年変動(振幅4ppm)

 Q1.それぞれの式の右辺が入れ替わっていませんか?

 Q2.長周期成分のグラフで、気温とCO2の関係が、槌田論文で言っている関係と反対になっていませんか?
by 小父蔵 (2009-06-09 12:53) 

MANTA

>MANTA様ならびにここでは匿名で投稿することにより
>無責任な思いつきを衒学的趣味で粉飾していらっしゃっている皆様方
中本さん、このような呼びかけは私は賛成です。ぜひあちこちで議論を
なさってください。でも私はMIXIはやりません。ごめんなさい。

>Q1.それぞれの式の右辺が入れ替わっていませんか?
小父蔵さん、ご指摘ありがとうございます!ああ、間違ってますね。
訂正をしておきます。実は最初アップした図も間違ってました。
アップ後すぐに訂正しましたけど、いろいろやってると頭がこんがらがった
次第です(泣)

>Q2.長周期成分のグラフで、気温とCO2の関係が、槌田論文で
>言っている関係と反対になっていませんか?
はい、わざと反対にしています。思考実験ですので。
このような長周期成分のズレ(CO2が先、気温が後)があったとしても、
槌田論文の処理を通せば見えなくなる、というのが本記事の骨子です。
処理では見ら
by MANTA (2009-06-09 12:59) 

小父蔵

 蛇足に書かれた、高千穂大学の学生が起こした事件と、槌田論文とは何の関係もないと思います。
 蛇足に書かれたことは、本当に蛇足であって、本記事を科学的な議論として、真面目に読んでいたことが急に馬鹿らしく感じました。つまらない印象操作はしない方がよかったのではないかと思います。
by 小父蔵 (2009-06-09 13:17) 

lanccet2

貴殿の書いている内容は充分理解しています。

おっしゃる通り、槌田・近藤が解析しているのは「年々変動」です。しかし、その年々変動からつくった関係式

y=2.39x+1.47

y:CO2の濃度変化率(ppm/year)
x:全球平均気温の偏差(1969~2003)

によって、34年間のCO2の増加トレンドはほぼ説明できる、と申し上げているのです。(実際にxに観測値を入れてみて下さい)

by lanccet2 (2009-06-09 21:14) 

yao

いや~
この議論は平行線をたどるんでしょうねぇ。
僕が頭突っ込むことは難しいですがね。

この地球、あまりにも大きすぎCO2循環さえよくわかっていないと思います。(←だったかなぁ?)もちろんO2の循環もね。

素人ですが、地球の生業=いろいろな元素の動き これを突き止めるのが先決のような気がしますが・・・・。いかがでしょうか?

議論はどんどんしていただいていただきたいと思います。これによって科学は進歩するんですからね。

リベートしていただきたいと思います。


by yao (2009-06-09 23:53) 

MANTA

小父蔵さん、御説ごもっともです。一方で、本文にご批判がないことは
幸いではあります。

lanccet2さん、結局その式は、長周期傾向を減じた関係から導かれた
ものですので、短周期傾向(数年)だけを説明するものです。CO2の短周期
傾向が気温により制御されていることはKeelingらがすでに解き明かして
いるため、わざわざ回帰式にしたところでなんの意味もありまん。
Keelingらの研究成果については下記にまとめています。
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13
この関係式が「長周期にもそのまま適用できる」と考えるのは大きな誤り
です。だからリジェクトなのです。
by MANTA (2009-06-10 03:15) 

MANTA

>いや~ この議論は平行線をたどるんでしょうねぇ。
yaoさん、たどりません。槌田氏の記述はどうみても誤りです。
誤った認識からは何も生まれません。

>素人ですが、地球の生業=いろいろな元素の動き これを突き止めるの
>が先決のような気がしますが・・・・。いかがでしょうか?
大気や地下での物質循環解明は古くからの地球科学の夢であり、それに
向けた新たな研究もどんどん生まれています。 ご期待ください。
by MANTA (2009-06-10 03:16) 

lanccet2

>長周期傾向を減じた関係から導かれたものですので、

そうですね。

>短周期傾向(数年)だけを説明するものです。

いいえ、34年分のデータとよくフィットします(xに観測値を入れて書いてみて下さい)。ということは、この34年間のCO2の増加は、年々変動の集積で説明できる、ということになりませんか?

これで同じことを3度書きました。わざと誤読しているのですか?
by lanccet2 (2009-06-10 05:11) 

小父蔵

良く分からないのですが、槌田論文の図3は、観測された気温と大気中二酸化炭素濃度のデータが、一年毎にどのくらい変化したかをグラフにしたのではないのでしょうか?

by 小父蔵 (2009-06-10 05:53) 

onkimo

MANTA さま

コメント対応、おつかれさまです。どうぞ、無理なさらずに。

それにしても、皆さんのコメント、おもしろいですね。私には、lanccet2 が示された式

y=2.39x+1.47

の定数項、1.47 がいったい何を意味しているのか気になってしょうがないのですが…

そのうち、私のブログでも取り上げてみたいです。
by onkimo (2009-06-10 07:22) 

とおりがかり

lanccet2さんは微分の説明について再度、読み直したほうがいいと思います。34年分のデータと線形関係にあるかもしれませんが、その34年分は長周期成分を軽減したデータです。「34年」という言葉にだまされてはいけませんよ。
あと、線形関係と因果関係は違います。

小父蔵さん、そうであっても、間違っている(長周期成分の効果をちゃんと考えていない)ことは変わらないです。
by とおりがかり (2009-06-10 08:47) 

do-mo

 やり取りを見せてもらいましたが、議論が混乱しているみたいですね。lanccet2さんが取り上げている回帰直線は、気温の時間微分とCO2濃度の時間微分を比較した図ではなくて、「気温とCO2濃度の時間微分」の関係から求めた散布図の回帰直線ですよね?

 つまり気温のデータには微分操作は加えてないわけですから、MANTAさん流にいえば、長期傾向を陽な形で含んでいますから、長期傾向が見えなくなっていると言うご指摘は当たらないようです。また、微分したからといって長期傾向を含んでいることには変わりないですよね。ただ曲線の形状に現れにくいと言うだけであり、除かれているとか減じられていると言うのは数学的にも誤った指摘ですね。

 また、不規則変動する物理量についての長期的な傾向とは、単に生データを移動平均などを取って平滑化しただけですから、現象的にシグナルとノイズを現象的・合理的に分離できなければ、敢えて分離して考えることに説得力はないですね。

 「思考実験」だから仕方が無いですが(笑)、そもそも長期傾向と短期変動にわけるということに現象的に合理性があるかどうかを槌田論文は問うているようですから、MANTAさんの御主張は頓珍漢な問題設定のようにお見受けします。長期傾向は人為的影響で短期変動は自然変動という「天気」の河宮さんの主張を正しいとすればMANTAさんの主張も理解できますが、残念ながらそれは(長期的な傾向と短期変動を現象的に分離すること)事実によって確認されていませんよね?もしそれが確認できているのならば、論争にはならないはずでしょう?

 結局MANTAさんの主張はわかりますが、槌田論文も論理的に完結しており、科学的に否定することはできません。これはやはり「天気」誌上に公開した上で今後の研究課題とすべき重要課題だと考えます。
by do-mo (2009-06-10 11:27) 

とおりがかり

長期変動=平滑化、ですか。
スペクトルとかいう概念を超越していますね。

by とおりがかり (2009-06-10 11:54) 

期待人

MANTAさま
横からの参入ご容赦ください。
>onkimoさま
>y=2.39x+1.47
>の定数項、1.47 がいったい何を意味しているのか気になってしょうがな>いのですが

いいところに気づかれましたね。
これは毎年黙っていても二酸化炭素濃度が1.47ppm/yearずつ
増加していくことを示しています。(100年で147ppmです。)
原因は、(化石燃料の燃焼、森林火災)による人為起源のCO2放出、
森林火災後の植生地のCO2吸収能力の低下、(化石燃料の燃焼中の被毒物質?放出によるCO2吸収能力の低下)など、吸収が追いつかないことによるものです。
皮肉なことに、人為起源のCO2の放出が主原因です。

2.39xの方も重要でして、海面温度、地表温度の上昇により、気候(温度上昇)→CO2濃度上昇が導かれています。
2つの寄与割合は7:3~6:4位ですかね。
従って従来の温度上昇がつづくならば、化石燃料の燃焼を15%減少させても、CO2濃度の増加は10%減少よりもずっと小さいものにしかなりません。

by 期待人 (2009-06-10 17:22) 

MANTA

お待たせいたしました。順にお返事いたします。

>>長周期傾向を減じた関係から導かれたものですので、
>そうですね。
>>短周期傾向(数年)だけを説明するものです。
>いいえ、34年分のデータとよくフィットします
lanccet2さん、矛盾してますね。長周期傾向が減じられたデータ(y)を
使う時点で、件の回帰式は長周期傾向を説明できません(xは年収率では
ないですが)。34年というデータの長さにごまかされないでください
(ごまかさないでください)。

私の記事を全然理解できていないようですね。これ以上同じような無駄な
コメントを繰り返されるようでしたら、他の読者の迷惑ですので、内容に
よってはコメントを削除させていただきます。あらかじめご了承ください。

>良く分からないのですが、槌田論文の図3は、観測された気温と大気中
>二酸化炭素濃度のデータが、一年毎にどのくらい変化したかをグラフに
>したのではないのでしょうか?
小父蔵さん、その通りです(図3は、きっと図4ですね)。そしてそれからは
長周期成分は除かれているか減じられているのです。
その長周期成分こそ、「地球温暖化」もしくはそれに関係する成分です。
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-10

by MANTA (2009-06-10 19:30) 

MANTA

>コメント対応、おつかれさまです。どうぞ、無理なさらずに。
onkimoさん、ありがとうございます。仕事が終わらず、起きてました。

>y=2.39x+1.47
>の定数項、1.47 がいったい何を意味しているのか
簡単です。xは気温そのもの(年変化率ではない)であり平均がゼロ付近
なので、1.47は上記の式のa=CO2の年増加分です。
…という内容を期待人さんも書かれてますね
(ただ気体仁さんのコメントの最後の行は??です)
by MANTA (2009-06-10 19:31) 

MANTA

とおりがかりさん、的確なフォローありがとうございます!
まさしく私の言いたかったことです。

一方…
>ただ曲線の形状に現れにくいと言うだけであり、除かれているとか
>減じられていると言うのは数学的にも誤った指摘ですね。
do-moさん、「現れにくい=除かれているまたは減じられている」
どこが誤った指摘でしょうか? 貴殿の日本語は矛盾していますね。

>「気温とCO2濃度の時間微分」の関係から求めた散布図の回帰直線
>ですよね?
槌田氏の論文の図6ですね。CO2の時間微分(ppm/年)からは長周期成分
は低減されているので、「CO2の短周期変動」との「気温の短周期+長周期
変動」の関係を議論しているだけです。CO2が長期的に増えていく分に
ついては情報が含まれていないにもかかわらず、「長期的にも気温が原因
であり、CO2が結果」とは結論できません。

>そもそも長期傾向と短期変動にわけるということに現象的に合理性が
>あるかどうかを槌田論文は問うているようですから
ならば槌田氏は、論文にあるような長周期成分を減ずる処理方法を使っちゃ
だめですよね。長期変動を議論するならば、スペクトル解析などをやれば
よいでしょう(とおりがかりさん、ご指摘さんきゅーです)。

…ということでどなた様も混乱するような議論ではありません。
シンプルにリジェクトです。無理に槌田論文を信じようとするから、
混乱が生じるだけです。
by MANTA (2009-06-10 19:35) 

yao

>たどりません。槌田氏の記述はどうみても誤りです。
>誤った認識からは何も生まれません。

素晴らしい。これが科学というものですね。

勉強させていただきます。(w

by yao (2009-06-10 23:27) 

MANTA

lanccet2さん、無駄に長いコメントを削除させていただきました。
仮に回帰式に数字をいれて得られるCO2の計算値と、現実のCO2変動
が似ていたとしても、意味がないことに気付きませんか? ただ似ていると
いうだけで現象を説明できるとは考えないほうがよいでしょう。
(それだったらCO2増加と温暖化傾向は似ているからCO2は原因!でよい。
 現実はそんなに簡単でないので、多くの人が頭を悩ましている。)
科学とは哲学であり、細かいプロセスの積み重ねです。「よく似ているから」
といっても途中のプロセスが誤っていれば、科学的には誤りです。では。

yaoさん、コメントありがとうございます。yaoさんにはご理解いただけて
ますが、どうやら科学とは何か?の話からしないといけない人もおられる
ようですね。連載「科学コミュニケーション」をもうちょっと充実させたいと
思います。
by MANTA (2009-06-11 07:33) 

とおりがかり

科学とは何か、を知りたい人は、伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』、戸田山和久『科学哲学の冒険』 をお奨めします。
科学っぽくみえるけれども、科学ではないものは何か、についても学べるいい本です。
by とおりがかり (2009-06-12 10:59) 

期待人

MANTAさん
第5図は長周期成分を減ずるような操作をしていない
と思いますがーーー。



by 期待人 (2009-06-12 22:24) 

おおくぼ

私は懐疑派ですが、槌田敦の主張は変だと思います。

なぜなら、近年の二酸化炭素の増加が自然原因なら、数十万年に一度の大異変が起こっていることになります。
そして槌田氏は、どうして近年に、数十万年に1度の大異変が起きたかを全く説明していません。

槌田氏の主張が正しいと思う人は、是非、説明して下さい。
by おおくぼ (2009-06-13 01:22) 

MANTA

とおりがかりさん、本のご紹介ありがとうございます。私はまだ読んだことが
ないのですが、今度読んでみたいと思います。ちなみにいま「中谷宇吉郎」
のエッセイ集を呼んでいますが、60年前もいまも科学の営みは変わらんの
だなぁと感慨深く読ませて頂いております。こちらも科学とは何かを考える
のにはよい本だと思います。

期待人さん、第5図は「CO2については」長周期成分を減ずるような操作
しています。なのでここでも長周期のCO2変動についてはなにも言うことは
できず、従って長周期のCO2も気温変動の結果とは言えないのです。

>自然原因なら、数十万年に一度の大異変が起こっていることになります。
おおくぼさん、そういう見方は私もしてませんでした(失礼、あまりに面白くて
吹き出してしまいました) 急な変化だから人工的要因だ、とは言い切れない
でしょうけれども、ここまで急激な変化を自然現象で説明するのは難しい
でしょうね。
by MANTA (2009-06-13 07:13) 

期待人

>グラフB:CO2変動と気温変動の年変化率グラフ(思考実験)
グラフAとBを見て、
計算が理解できません。
・スタートから変化率がマイナスであるのは何故?
・CO2は2ppmが中心でプラス側にずれるはず。
図5に相当するグラフはどんなふうになるのでしょうか?

by 期待人 (2009-06-13 11:31) 

MANTA

計算の過程はExcelファイルを置きましたのでダウンロードください。
図5に相当するグラフも作成可能です。またこれは、槌田氏が自身の論文
の図の意味を理解していないことを示す思考実験です。上記記事にも書いた
ように実際の変動とは異なりますが、槌田氏の理解が誤っていることを
端的に示す例を選んでいます。
by MANTA (2009-06-13 12:46) 

babisoan

>計算の過程はExcelファイルを置きましたので・・・・
Excelファイルを見たところ、変化率のプラスマイナスが全部逆になっているようです。 例えば、[4年目の値-3年目の値] でありそうなところが [3年目の値-4年目の値 ]となっているようです。
期待人さんの疑問はこれで解決でしょう。たぶん。
わかってみれば簡単なことで、また全体の論旨には影響しないことでしたね。
 取り急ぎご報告。
by babisoan (2009-06-14 06:38) 

MANTA

babisoanさん、ご指摘ありがとうございます。そうなんですよ。
Excelで年変化率を計算するときにプラスマイナスが逆でした。
途中で気付いたのですが、思考実験の結果には影響がないので
そのままにしています。
by MANTA (2009-06-14 08:13) 

おおくぼ

私は計算と数式が苦手なので、真偽は判断できませんが、こんな反論を発見しました。
参考までに

http://otd12.jbbs.livedoor.jp/323440/bbs_plain
by おおくぼ (2009-07-11 01:21) 

aqua

微分をとれば自動的に短期成分を強調したことになる、ということを彼らは理解できていないのでしょう。さらにそのなかで最も目立つものを拾うような解析をやれば、自動的に短周期成分に注目した結果が得られる、ということを彼らは理解できていないのでしょう。彼らの結果が長期変動の温暖化について与える知見はひとつもありません。

ちなみに、短期変動の枠組みでは温暖化すればCO2が増えるというのは既によく知られていることです。いわゆる温暖化シミュレーションでも既に再現できていることです。彼らの論文原稿は既によく知られていることの焼き直しであって特筆すべき新しい知見はひとつもありません。
by aqua (2009-07-11 03:04) 

テルテル

MANTA様へ
はじめまして。テルテルと申します。
現在高校3年ですが、趣味で地球科学や環境問題などを調べている者です。
槌田氏の論文に関して、色々と議論されていますが、私はもっと基本的な部分で気になったことがありますので、書き込みさせていただきます。

記事本文中より引用:
『ある変動が次の式に従うとしよう。
y=a・t+b・sin{(2π/T)・t}  ・・・①
この式の年変化率を求めるということは、微分をすることに匹敵する。
dy/dt=a+2π/T・b・cos{(2π/T)・t} ・・・②
微分値では、1) 元の変動yに見られた線形変化分(a・t)は傾きゼロの水平線になり、変動は認められなくなり、2)周期Tが大きいほど2π/Tは小さくなるので、元の変動yに見られた周期変動分(sinの部分)の振幅bは、長周期ほど小さくなる。
すなわち年変化率のグラフでは長周期成分は除かれる、もしくは減じられるのである。』
(途中の①②は私が付けました)

①において、Tが大きくなっていけば(2π/T)・tは小さくなっていくため、sinの部分の変化は滑らかなものになっていきます。すると、②において「周期Tが大きいほど2π/Tは小さくなるので、元の変動yに見られた周期変動分(sinの部分)の振幅bは、長周期ほど小さくなる。」とされていますが、上記のように考えれば、このことは変化の様子を的確に捉えているのだ、ということになると思いますが、いかがでしょうか?

by テルテル (2009-07-11 17:34) 

MANTA

おおくぼさん、リンク先を拝見しました。どうやらこの論文の著者ご自身の
掲示板のようですね。内容を読んでガッカリしました。著者は本当に微分を
理解できていないようです。他にも言いたいことはありますが、あちらの
掲示板にわざわざ書きこみ(荒らし?)に行く気もしませんので、本記事の
どこが数学の初歩から誤っているのか、著者からのここへのコメントを
しばらく待ちたいと思います。

aquaさん、コメントありがとうございます。もう、その通りです(^^)
温暖化にお詳しい方のようですが(専門家かしら?)、
本記事に同意いただきまして感謝です。
by MANTA (2009-07-11 18:57) 

MANTA

テルテルさん、残念ながらご質問の意味がわかりません。

>上記のように考えれば、このことは変化の様子を的確に捉えている
>のだ、ということになると思いますが、いかがでしょうか?
「上記」とは何でしょうか? 「このこと」とは何でしょうか?

科学に限らず、文章を書くときは代名詞の使い方には要注意です。
高校3年生であれば、小論文などが試験であるかもしれませんね。
がんばってください (もう期末試験は終わったのかな?)
by MANTA (2009-07-11 19:04) 

テルテル

MANTA様へ
読み直してみると、確かに分かりにくい文章になってしまっていました。
申し訳ありません。

MANTAさんの考えでは、微分すると長周期の変動の成分は減じられるとされていますが、そこがよく分からなかったのです。
記事本文では二酸化炭素濃度や気温に関して「短期」と「長期」という2種類の変動について扱っていますが、
たとえとして、具体的に、少し極端な例ですが、周期Tが5年、100年、10億年という3つの、振幅の同じ周期変動があり、式は次のように表せるとします。
y=a・t+b・sin{(2π/5年)・t}+b・sin{(2π/100年)・t}+b・sin{(2π/10億年)・t} ・・・・・・(*)
この関数において、周期10億年というとても「長期の」変動はほとんど影響しないものとなってしまいます。しかし、周期100年の変動というのは、5年に比べれば「長期」ですが、周期10億年の変動よりかは影響が出てくるでしょう。

では、(*)の式を微分してみると、
dy/dt=a+2π/5年・b・cos{(2π/5年)・t}
       +2π/100年・b・cos{(2π/100年)・t}
        +2π/10億年・b・cos{(2π/10億年)・t}
となります。確かに、周期10億年の「長期」変動の成分は大きく減じられています。
しかし、微分法は関数の変化を調べるための方法ですから、周期10億年という捉えられるかどうか微妙な程度の変動は、関数の変化に影響が少ないものであるため、微分すれば「減じられる」のは当然であり、
逆に、5年という「短期の」、変化の大きい変動は、微分して求められた導関数にもその影響は強く残り、そして、周期100年という変動は「それなりに」微分した結果にも影響が反映されます。

一般的にまとめますと、周期関数の変化を調べる際に、微分すると「長期変動は除かれる」「短期変動が強調される」などという不当な差別(?)はないと思います。それぞれの周期変動の成分は、その周期に応じた影響を関数に及ぼしていて、上記の具体例で見たように、微分してもその成分の影響の強さに応じたものが残るため、微分法によって関数の変化を正しく捉えることができる、

・・・と考えましたが、どうでしょうか?
by テルテル (2009-07-11 21:36) 

MANTA

>そして、周期100年という変動は「それなりに」微分した結果にも影響が
>反映されます。
テルテルさん、今回は分かりやすいご説明でした。
それではこちらも分かりやすく語りましょう。

・(*)の式にあるa・tに注目します。これは単調増加する成分ですね。
・CO2と気温の単調増加は、どちらが原因でどちらが結果かは生データを
 みても分かりません(両方とも増えるだけなのですから)。微分しても
 分かりません。またCO2の単調増加と、周期数年程度の変動を同じ原因
 とする根拠はどこにもありません(違ってもよい)。
・微分後は貴殿の式の通り、単調増加成分は定数a(Y切片)になります。
 微分後のグラフ(上図グラフBや、件の論文の図4)では単調増加成分
 は目立たなくなります。
・気温の生データとCO2の微分データについて、両者は直線的関係を示して
 います(件の論文の図6)。しかしCO2の単調増加成分は図6の直線グラフ
 のY切片にあたりますが、両データが直線的関係になるかどうかについて、
 なんら影響を与えません。つまり「気温変動が先、CO2変動が後」
 である傾向は「周期的な変動」から求められています。
・ところが”いつの間にか”(←ココが重要)CO2の周期的変動も単調増加
 分もすべて、「気温変動が先、CO2変動が後」と結論付けら得ています。
 先に述べたように単調増加成分については、本来なにも分からないのにも
 かかわらず、です。
・つまり「CO2と気温の単調増加についてはその因果関係は分からない」
 が図6のグラフから得られる答えですが、著者は明らかに間違ってます。
 低級な数学的トリックといえます。
・周期100年という長周期成分についても、同じようなことが言えます。
 「それなり」がどれほど大きい差かを考えてみるとよいでしょう。
by MANTA (2009-07-12 14:04) 

テルテル

MANTAさんへ
まだ頭の中が錯乱しているため、質問させていただきます。

●まず、CO2濃度や気温などという具体的現象は置いといて、一般的に数学的な疑問から申しあげます。
MANTAさんのおっしゃるように、
「微分すると長周期変動が減じられ、短周期のものが強調される」
のであれば、調べる対象となる関数の形態によっては微分法によって調べると正しくない結果を得ることになるかもしれない、ということですよね?
では、どのようなときに微分してはいけないといえるのでしょうか?
先の私の書き込みのように、周期が5年と100年という違いがあるならば、「短期」と「長期」として分けることができますが、もし周期が5年と5年半という2つの変動であったら、「長周期の方は微分して減じられ、短周期の方は強調される」などと言うほどのものではないかと思います。「長周期」「短周期」というあいまいなものでなく、「こういうときは微分で調べるのはいけない」という明確な基準というものはあるのでしょうか?
また、よろしければ、微分してはいけない際に調べる方法というものがあれば、お聞かせ願います。
高校では、「関数を調べる → 微分しろ」の一色で習うものですから、そのあたりのことが少し想像できません。。。

●実は先のコメントは、単純に上記のような数学的疑問でしたが、MANTAさんの回答によって、物理的現象に関する疑問が沸きました。
そもそも、分子はどれも同質なものであり、地球大気は十分な攪拌が為されているとみなせるのに、「長周期変動」で増減したCO2と「短周期変動」で増減したCO2を分けて考えるということは可能なのでしょうか?
また、観測されたCO2濃度のデータからは、「短期」と「長期」と見たままに捉えることもできますが、他の周期の変動が入っている可能性はないのでしょうか? もし入ってたら、そういう肉眼には見えずらい変動もしっかりと捉える方法はあるのでしょうか?
by テルテル (2009-07-12 18:39) 

おおくぼ

観測的事実から見て、槌田氏の主張は間違っていると思うのです。
槌田氏のこの説は、逆転の発想で作られていると思います。
常識を逆転した発想です。
アタマが柔軟だと思います。
でも逆転した発想が、正しいとは限りません。

わずか200年間で、二酸化炭素を100ppmも増加させるには、気温上昇は何度必要でしょうか?
温暖化の結果、二酸化炭素が増えたなら、気温上昇も過去数十万年間で最大にならなければ、おかしいです。

1960年代〜1970年代は寒冷傾向ですが、二酸化炭素は増加し続けていました。
これも、槌田説では説明できません。

by おおくぼ (2009-07-12 19:17) 

MANTA

テルテルさん、私や槌田氏の意見を見比べつつ、しっかり考えていただいて
いるようで、とても嬉しいです。

>「長周期」「短周期」というあいまいなものでなく、「こういうときは微分で
>調べるのはいけない」という明確な基準というものはあるのでしょうか?
いいところに気付きましたね。ある変動の周期ごとの特徴を議論する際に、
微分してどうのこうのというような処理方法は普通は使いません。「フーリエ
変換」などを用いて「スペクトル解析」を行います。これは高等な数学を用いた
マジックではなく、簡単な数学です。理系の大学生になれば直に習うでしょう。

>「長周期変動」で増減したCO2と「短周期変動」で増減したCO2を分けて
>考えるということは可能なのでしょうか?
CO2そのものに聞いてみるとよいかもしれませんね。キーワードは「同位体」
です。下記記事を読んでみてください。
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13
by MANTA (2009-07-12 22:50) 

MANTA

>槌田氏のこの説は、逆転の発想で作られていると思います。
>常識を逆転した発想です。
おおくぼさん、逆転の発想なんて誰でもできるのです。壁の絵を逆さにして
みてください。はい、これで逆転です(サラリーマンNEOでやってました)。
でもそれが何の利益も出さなかったり、なんのあたらしいアイデアもださな
かったり、あろうことか間違った議論を世に振りまくようでは、もはや無益と
いうよりも有害です。
by MANTA (2009-07-13 07:44) 

テルテル

MANTAさんへ
おかげさまで、大体のことは分かってきました。

●MANTAさんは、CO2や気温の変動に関して、各々が
 変動=「短期」+「長期」       ・・・・・・①
という線形和の形で表せるとしているため、スペクトル解析によって、それぞれの成分を比較して、因果関係を調べるべきとしているのですね。

●それに対して、槌田氏・近藤氏の研究では、そもそも変動を①式のような形で表すことはできないとして、以下に示すレポートの前半にあるような考察を行っています。その上で、微分してどちらが因果関係か調べているのです。これはこれで、ちゃんと理が通ったものとなっていると思います。
レポート『図解 Keelingのグラフ解釈に対する考察』http://env01.cool.ne.jp/frommanager/fm2008_8.htm

●そうなると、争点は①式に示すような形で変動が表せるか否かということになりそうですね。炭素の同位体の話をMANTAさんが紹介してくださいましたが、この話題に関しては、まだ現在の知識では何とも言えないので少し勉強してから考えてみたいと思います。


このたびは、色々な質問に対して、ご丁寧な回答ありがとうございました。

by テルテル (2009-07-14 17:25) 

MANTA

テルテルさん、議論がかみ合ってきましたね。ただ…
>そうなると、争点は①式に示すような形で変動が表せるか否か
そこまで理解されていて、なぜ①が争点になるとお考えでしょうか?
CO2変動は「長期」の増加トレンドと、「短期」の気温に追随する変動から
なるのは明らかです。なので、槌田氏らの立脚点ははじめから間違っている
わけです。
by MANTA (2009-07-14 19:26) 

おおくぼ

MANTAさんとテルテルさんの議論を興味深く読みました。

MANTAさんのテルテルさんへの返答コメントの・・・

>「ところが”いつの間にか”(←ココが重要)CO2の周期的変動も単調増加
 分もすべて、「気温変動が先、CO2変動が後」と結論付けら得ています。
 先に述べたように単調増加成分については、本来なにも分からないのにも
 かかわらず、です。
・つまり「CO2と気温の単調増加についてはその因果関係は分からない」
 が図6のグラフから得られる答えですが、著者は明らかに間違ってます。
 低級な数学的トリックといえます。
・周期100年という長周期成分についても、同じようなことが言えます。」

・・・・・平均気温の変化とCO2の濃度変化の因果関係は、槌田氏側が提示しているグラフからは、判別が不能だということですね。
もし槌田氏側が判別したいと本気で考えるなら、別のデーターが必要になるということですね。

そして可能性としてはもう1つあると思うのです。
平均気温の変化とCO2の濃度の変化は無関係という因果関係もあると思うのです。
もちろん、このグラフだけでは、3つの可能性のどれも選択できませんが・・・。


by おおくぼ (2009-07-15 21:53) 

MANTA

>平均気温の変化とCO2の濃度変化の因果関係は、槌田氏側が提示して
>いるグラフからは、判別が不能だということですね。
おおくぼさん、その通りです。
「長期の」平均気温の変化とCO2の濃度変化については、です。

>そして可能性としてはもう1つあると思うのです。
>平均気温の変化とCO2の濃度の変化は無関係という因果関係も
>あると思うのです。
短期変動については因果関係ははっきりしています。長期については、データ
からは未だはっきりしていないのではないか?と私は思っています。
(だからと言ってCO2を温暖化の要因から排除することはできない)
by MANTA (2009-07-23 08:54) 

おおくぼ

高度な数式を使わなくても、簡単な四則演算で、槌田氏の主張は否定できると思うのですが・・・。

CO2増加の全体=長期+短期

短期のグラフでは、気温とCO2の相関関係はいいです。
(短期のグラフ=槌田「論文」の根本順吉の著書からの引用の第2図)
だから、短期=自然現象によるCO2増加分と考えます(槌田「論文」でも、そうとしか解釈できません)。

CO2増加の全体−自然現象によるCO2増加分=人為的なCO2増加分

第2図を丁寧に数えると、プラスの値とマイナスの値があって、トータルでは0ppm~5ppm以下ぐらいしかないです。
過去50年間で、約50ppmは増えています。
約50ppm-約5ppm=約45ppm=気温変化が原因でないCO2増加分

この計算は、あくまで思考実験です。
けれど槌田「論文」の論理の展開と同じです。
だから、もし槌田氏の論理の展開が正しいとすれば・・・槌田氏は自分の主張を自分で否定しているという逆説になるのです。

補足(用語の使い方)

槌田「論文」では、第2図の説明を・・・「CO2濃度について長期的傾向を取り除くことにより、気温変化とCO2濃度変化を対応させる第2図を作成した」・・・と書いています。
そして「短期」や「短周期」という用語は使っていません。
だから、槌田氏を支持している人達から、「長期と短期を分けて考えていない」という反論が出たりします。
でも「短期」を「長期的傾向を取り除いた部分」と言えば、槌田「論文」上は同じ意味になります。

そして、槌田「論文」では、CO2濃度について長期的傾向を「取り除いてない正しい図」は、第4図ではなく、第1図です。
なぜなら槌田氏が、第1図から「長期的傾向を取り除いたのが第2図だと説明しているからです。
ゆえに第4図は、論文中では意味を持ちません(人を惑わせる以外は)。

注:図の番号は、槌田「論文」内での番号です(
MANTAさんには説明不要ですが、第三者が迷う可能性がありますので)。


by おおくぼ (2009-07-23 23:12) 

MANTA

御説最もですが、少し補足を。
1) Keelingの図(第2図とおっしゃっているもの)を槌田論文の反論の根拠に
持ってきても彼らは「その図の作り方が信用できない」と言いますから、それ
以上は議論は進みません。

2) 槌田氏らは自身らの図は短周期変動も長周期変動も分けずに処理した
と信じていますので、「短期」「長期」の区分けは出てきません。しかしその
処理が明らかに誤りであることはこの記事で述べたとおりです。では。
by MANTA (2009-07-24 05:19) 

おおくぼ

2)は、その通りです。強く同意します。

また以前MANTAさんが書かれた「気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない」という記事は、明快な槌田&近藤「論文」の間違い指摘になっていると思います。
上の多くの方のコメントを読むと、槌田&近藤トリックにかかっている人が多いのかな?と思ってしまいます。
だから、「気温が上がって二酸化炭素が増えたのではない」と今回のMANTさんの記事を併読すれば、槌田&近藤トリックを見破ることができやすいと思うのです。



>「1) Keelingの図(第2図とおっしゃっているもの)を槌田論文の反論の根拠に持ってきても彼らは「その図の作り方が信用できない」と言いますから、それ以上は議論は進みません。

それは、MANTAさんの高度な勘違いで、難しく考えすぎです。
槌田&近藤「論文」の主張は、もっとシンプルに変なのです。

Keelingの図(第2図とおっしゃっているもの)=MANTAさんの本記事だと短周期成分のグラフを、高く評価しているのは槌田&近藤「論文」です。
なぜなら、根本順吉の主張を、槌田&近藤「論文」を擁護しているからです。
槌田&近藤「論文」を引用すると・・・

「しかし、日本ではこの第2図が根本の著作に取り上げられて、気温が原因でCO2濃度は結果であるとする話題が広がっていった(たとえば槌田2002)」引用終わり
補足:別の槌田氏の論文をリンクします。

http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss023/ss0231.htm

リンク先の論文は、今回リジェクトされた論文と微妙に主張が違いますが、間違っている部分はリジェクトされた論文よりわかりやすいです。



槌田&近藤氏の主張には、「Keelingの図(第2図とおっしゃっているもの)」を持ち出す必要はないんです。
そのことを日本気象学会の河宮氏が正しく指摘したら、槌田&近藤氏は、反論として第4図を出してきたのです。
槌田&近藤「論文」から引用します(さっき引用した、次の文章からです)。

「この問題について、日本気象学会天気編集委員会に「気温の変化が二酸化炭素の変化に先行するのはなぜ」との質問があった。
これについて河宮は「地球温暖化の原因となるのは長期的上昇傾向です。
それが取り除かれたこの図で表されているのは自然起源の変動であり、人間活動に端を発する地球温暖化とは比較的関連の少ないものと言えます」と答えた(河宮2005)。]
引用終わり

次に槌田&近藤「論文」から第4図についての説明の引用

「槌田は、この近藤が得た第4図を用いて、『天気』に掲載された河宮の解説に反論する「反論・CO2濃度と気温の因果関係」を『天気』に投稿した(槌田 2006)。」引用終わり

以上です。

by おおくぼ (2009-07-24 11:10) 

MANTA

ありがとうございます。細部は抜きにして基本的におおくぼさんと同じ意見です。
この件はとりあえずお開きにしましょう。むしろ本記事へのまともな反論を
お待ちしています。著者本人もこのブログをご覧いただいているようですが、
反論があればここに書きこんで頂きたいものですね。無理でしょうけれど。
by MANTA (2009-07-24 12:49) 

早秋

現実のCO2濃度と気温の変動における長周期成分について、CO2濃度増加が先行し、それに気温上昇が追随していることを説明している資料をご教示頂けないでしょうか。
また、1940年ごろから40年間近く、CO2濃度は増加し続けた一方で気温は低下傾向を示したとされていますが、これについてはどのように説明できるとされているのでしょうか。併せてご教示頂けましたら幸いです。
by 早秋 (2009-11-04 20:47) 

MANTA

早秋さん、するどいコメントありがとうございます。
>CO2濃度増加が先行し、それに気温上昇が追随していることを説明して
>いる資料をご教示頂けないでしょうか。
おそらくそのようなものはないことを御存じなのでしょう?私も以前に探して
みたのですが、見当たりません。Keelingの論文でも述べられていますが
短期的なCO2変動は海水温変動などでよく説明できそうです。またCO2変動
と対応のつかない気温変動もあるのも事実で、CO2以外に地球の気温を
制御する要因は必ずあります。しかし、だからといって「すべてのCO2変動
が気温変化の結果だ」と考えるのは早計(+その解析法も誤っている)、
というのがこの記事の趣旨です。
by MANTA (2009-11-17 20:37) 

早秋

・「すべてのCO2変動が気温変化の結果だ」と考えるのは早計(+その解析法も誤っている)、というのがこの記事の趣旨です。
「CO2濃度増→気温上昇」という因果の立証がない限り、Keelingのグラフを考察の起点とする「気温上昇・低下→CO2濃度「増」の増減」という立論の方が説得力を持っていることになるのではないでしょうか。
また、CO2濃度増の長期成分は冒頭のグラフに明瞭に表れており、約1.5ppm/年と容易に読み取れます(逆にそう読み取れるように縦軸の中心位置を合わせて作図されていると思われる)。
むしろ、気温上昇の長期成分の方がほぼ読み取れないのですが、100年で0.7℃上昇(→0.007℃/年)というのは分かっていることですし、またそれだけ小さいことを考えると、そこまでの厳密さをこのグラフに求めるのは酷というものでしょう。
by 早秋 (2009-11-18 20:33) 

MANTA

>Keelingのグラフを考察の起点とする「気温上昇・低下→CO2濃度「増」
>の増減」という立論の方が説得力を持っていることになるのではないで
>しょうか
早秋さん、どうか見た目に騙されないでください。またKeeling自身は、その
ような結論を導いていないこともお忘れなく。詳細は下記をご覧ください。
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13
by MANTA (2009-11-18 23:16) 

早秋

・Keeling自身は、そのような結論を導いていないこともお忘れなく。
グラフやデータから得られる知見と考察は、著者当人の言っていることが全てでも、別の研究者が違う見方や新たな見方をしていけないものでもないでしょう。そうした更なる検討・分析・考察の深化や進展があってこそ、正しき科学の営みだろうと考えます。
CO2収支の結果として、約1.5ppm/年の増加は気温上昇速度または高い気温水準に追いつかない故の一定量の増分、1.5ppm/年を挟んでの年々の濃度増加量の増減は同じく年々の気温上下動に反応している分、という見方は、明確に否定できる反論が示されていないわけでもありますから、一定の説得力を持ち続けざるを得ないでしょう。
なお、今年はどうやら人為CO2排出量が減少となる可能性が出てきているようですから、それと気温の方がどうなるかとを突き合わせ、再検証してみるのも面白いかと思います。
by 早秋 (2009-11-19 00:49) 

MANTA

>一定の説得力を持ち続けざるを得ないでしょう。
ニセ科学という言葉をご存じでしょうか?パッと見た見た目で「おお、凄い」
と思わせるのがニセ科学の特徴です。上記はその典型です。いや、その解析
方法や解釈には上述の通りに明確な誤りがありますから、ニセ科学にすら
及ばない「ウソ」です。ご反論があるのであれば、見た目うんぬんではなく、
例えば当方の記事の2つの式の間違いを明確にご指摘いただくのがよい
でしょう。それともこの記事を理解できませんか?
by MANTA (2009-11-19 04:46) 

早秋

・当方の記事の2つの式の間違いを明確にご指摘いただくのがよい
でしょう。それともこの記事を理解できませんか?
アプローチは別として思考実験下での計算手順そのものには間違いはないのでしょうが、実際の現象については「CO2濃度増の先行→気温上昇の追随」が短期も長期も明確に示されていない、例えば100年間で100ppm増、0.7℃上昇といった相関くらいまでしか言われていない、ということです。
by 早秋 (2009-11-19 08:03) 

MANTA

>アプローチは別として思考実験下での計算手順そのものには間違いは
>ないのでしょう
それで結構です。科学とは「ある仮説を覆すためには、反例が一つあれば
よい」ということを覚えておいてください。
では。
by MANTA (2009-11-22 09:42) 

早秋

・科学とは「ある仮説を覆すためには、反例が一つあればよい」ということを覚えておいてください。

反例になっていないでしょう。
思考実験はあくまで思考実験に過ぎず、実際の現象に基づいていなければ反証にならない、現実の現象に基づくCO2増減先行・気温上下追随の立証がなされていない、ということです。
思考実験を正当な反証とするには、気温の「線形増加・周期30年変動はCO2変動より3年「遅れている」とし、周期5年・3年変動はCO2変動より1年「進んでいる」とする」という前提を成り立たせる実際の現象が存在していなければなりません。
例えば、CO2の「周期30年変動」とは、現実にはどんな現象のことを表しているのかを説明できることが必須であり、現実に存在しない変動を組み込んだ思考・計算をしても無意味である、ということです。
by 早秋 (2009-11-23 00:54) 

MANTA

>反例になっていないでしょう。
「リジェクトになった論文の解析方法・解釈方法が正しい」と主張する著者ら
への反例です。それ以上の周期がうんぬんという議論はもはや不要なのです。
これが理解できないようであれば議論になりませんね。
貴殿のコメントもリジェクトせざるを得ないかもしれません。
by MANTA (2009-11-23 05:24) 

MANTA

早秋さん、コメントを削除しました。科学における反証が何かを理解したほうが
よいでしょう。また乱暴なのは、こんな不完全な解析で「論文を受理しない
のは学会員の権利をはく奪している」と主張するリジェクト論文の著者です。
by MANTA (2009-11-23 20:49) 

MANTA

一部の読者の根拠のない書き込みが絶えませんので、しばらくの間、
本コメント欄を承認制にいたします。こうしたからと言って、温暖化反論派の
方からのコメントを載せないわけではありませんが、いつもぱたりと反論が
やむのはとても残念です。ぜひ、ご反論ください。
by MANTA (2009-11-23 20:53) 

itomakiei

minikui MANTA
科学者として終わりましたね
by itomakiei (2009-11-24 03:50) 

MANTA

(ただいまコメント承認制ですが) 温暖化懐疑派の方でしょうか?
こんなコメントしかきません。科学者として終わっているのは誰か、この記事
をちゃんと読めばわかることです。悲しいことですね。
by MANTA (2009-11-24 08:21) 

CO2濃度変動

【MANTA (2009-11-23 05:24)への反論】
・「リジェクトになった論文の解析方法・解釈方法が正しい」と主張する著者らへの反例です。それ以上の周期がうんぬんという議論はもはや不要なのです。

それでは乱暴すぎますし、話しがあべこべでもあるでしょう。
CO2変動の現実の現象は、
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/ghghp/21co2.html
の最後のグラフを見れば一目瞭然で、年単位の増加傾向には何らの周期性も見られず、単調に増加しているだけです。これが事実であり、そしてこれを出発点として、どのような解析方法・解釈方法を取るのが適当か(取っても良いか)を考えることになる、ということです。
現実のCO2濃度の経年変化は単調増加であるわけですから、どのような傾向分析を行なったとしても、30年・5年・3年などといった周期変動成分は現れず(隠れておらず)、1.5ppm/年といった直線的増加傾向が示されるだけでしょう。
現実のCO2濃度変動において周期成分の存在そのものが確認されないわけですから、隠すことも減じることもそもそもできようがない、ということです。


【MANTA (2009-11-23 20:49)への反論】
スペクトル解析をしても、1年周期変動(季節変動)しか現れないようですね。
『太陽活動,地球規模の大気中CO2 濃度および気温の因果関係に関する研究』
http://www.cc.utsunomiya-u.ac.jp/~ysuzuki/lab/library/2005/tominaga/tominaga.pdf
by CO2濃度変動 (2010-01-09 08:54) 

MANTA

>現実のCO2濃度変動において周期成分の存在そのものが確認されな
>いわけですから、隠すことも減じることもそもそもできようがない、というこ
>とです。
CO2濃度変動さん、この議論はすでにコメント欄などで既出です。簡潔に
書きますと、CO2と気温増加の線形な単調増加成分間の因果関係は、
本リジェクト論文の手法では議論できません。線形以外の増加・変動成分
については本記事のとおりです。

>スペクトル解析をしても、1年周期変動(季節変動)しか現れないようですね。
引用文献をよく読むことです。1年周期変動が卓越していますが、「しか
現れない」わけではありません。いずれにせよ本記事の論旨に影響しません。
by MANTA (2010-01-09 11:39) 

CO2濃度変動

>(1年周期変動)「しか現れない」わけではありません。
かなり窮屈な弁解に聞こえますが、それでは、1年よりも長いCO2濃度変動としてどのような周期的現象の存在が確認されているのか、示してもらえないでしょうか。
by CO2濃度変動 (2010-01-09 13:54) 

MANTA

CO2濃度変動さん、こちらの記事のKeelingのグラフを見るとよいでしょう。
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2008-07-13
by MANTA (2010-01-09 19:26) 

CO2濃度変動

>Keelingのグラフを見るとよいでしょう。

つまるところ、数年の短期の周期性は見られるが、数十年の長期の周期成分は存在していないというわけですね。
by CO2濃度変動 (2010-01-09 22:30) 

MANTA

本文をお読み頂いていないコメントをスパムとみなして削除いたしました。
本記事のどこが「自分の記事を自分で否定している」か、ぜひ”具体的に”
伺いたいところではあります。
by MANTA (2010-04-13 08:19) 

MANTA

追記:そして上記4/13への具体的な批判は来ませんでした。
「温暖化なんて嘘っぱち」と息巻く懐疑派の人達はこんなのばっかりです。
(本記事の親玉も含め ← 裁判も敗訴確定だし)
by MANTA (2010-06-06 07:14) 

おおくぼ

槌田敦はトンデモ懐疑派ですが、具体的な批判はしています。
問題なのは、具体的な批判がトンチンカンなことです。
「具体的な根拠を示さない懐疑派」と「トンデモ懐疑派」とは区別すべきだと思います。

参考

『ウェブを炎上させるイタい人たち(面妖なネット原理主義者の「いなし方)』 (宝島社新書)
中川淳一郎:著
by おおくぼ (2010-06-06 13:22) 

MANTA

>「具体的な根拠を示さない懐疑派」と「トンデモ懐疑派」とは区別すべきだ
>と思います。
おおくぼさん、どちらでもよいですよ。明らかに間違った論理をふりまわす点
では両者にさしたる違いはありません。

なお槌田氏は控訴中との指摘を受けました。判決書が送られてきてから
2週間以内に控訴しないといけないのですが、近藤氏のいつもの裁判ページ
には控訴の文字はありませんね。だから敗訴確定と書きましたが、控訴の
ほうは、騒がずにひっそりとやることにしたのかな?
でも、それはそれで賢明でしょう。
by MANTA (2010-06-07 07:47) 

おおくぼ

懐疑派が蔓延る原因は、理解しにくい部分があるからだと思うのです。
自分が理解困難なことに対して、自分なりの答えを正しいことにすれば、謎は解決します。
例えば、アインシュタインの相対性理論を理解できない人は、「相対性理論は間違い」としてしまえば、謎は解決します。
必要なのは「相対性理論が正しい」かどうかを議論することではなく、納得できる「相対性理論の説明」だと思うのです。
「相対性理論」がいかに正しいかを精密に語っても、納得できない人は多いのです。
by おおくぼ (2010-06-07 23:21) 

MANTA

敗訴は確定していないとの指摘を受けました。近藤氏のWebのトップページ
によれば、6/21に控訴審だそうです。ぜひ上記記事をご参考頂き、控訴審
に臨んで頂きたいものです。
http://env01.cool.ne.jp/index02.htm

なお私が見ていた頁は下記でした。ここには控訴は書いてないのね。
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/teiso.htm
敗訴確定と書くのは早かったです。 失礼いたしました m(_ _)m

by MANTA (2010-06-09 17:42) 

MANTA

後日談です。まず昨年7月の時点で控訴棄却されています。
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100828/1282969175
判決文に査読者A,Bのコメントがありますが、至極もっともです。そのような
厳しい査読結果を受け止めて、無理解な専門家との議論に耐えきった
研究こそが「査読付論文」足り得るのだと思います。

その後上告されたようですが、12月末に敗訴が確定したそうです。下記では
槌田氏自身が裁判の勉強が足りなかったと自戒されていますが、、、
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/saiban/20101229.pdf
科学的勉強も、もう少しなさるとよかったでしょう。お疲れさまでした。
by MANTA (2011-01-06 07:37) 

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