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サイエンスバーを聞きに行った [ 科学コミュニケーション]

お久しぶりのブログ更新です。実は最近、本の執筆を始めました。ブログの方まで
手が回りませんが、まああいかわらずボチボチと更新いたします。
さて、少し前のことになりますが、京都で開催されたサイエンスカフェならぬ
サイエンスバーに、お客さんとして参加させて頂きました。普段は「しゃべる側」
ですが、聞き側で参加するとサイエンスバーはどんなかんじなのかな~?
興味津々で参加いたしました。

http://loki1.exblog.jp/
  呑みながら講義 19 限目
  『野菜の成分は敵か味方か? 体に良い理由(わけ)を考えよう』
  開催日時 2012 年2 月28 日 ( 火) 21:00 ~22:30
  会場 Loki ACADEMICA(京都市中京区三条通高倉東入ル桝屋町55)
  Loki ACADEMICA / 井戸端サイエンス工房

井戸端サイエンス工房さんは、京都でサイエンスカフェなどを積極的に推進されている
団体。そこと、Loki ACADEMICAというBarの共催のようで、19回目だそうな。

dl20120302 (17).JPG
表に出ているメニュー。「21:00から22:30まで貸切です」とのこと。

内容は「野菜を食べるとなぜ体は健康になるか?」
ビタミンが採れる、ということは別として、実はそれ以外の野菜の成分はほとんどが
体に「悪い」そうな。では、なぜ野菜を食べると体にいいのだろうか?気のせいか?
とあるショウガの成分を細胞に投与してどうなるか調べてみた、というお話。

お話の内容や当日のアンケート結果は、ご講演者の先生のホームページにあります
※ http://fileman.rakurakuhp.net/UserFiles1/66357/File/1331075888.pdf
(なぜか主催者のサイトには、同様のレポートがないようです??)

いやー、おもしろかった!!
良薬がなぜ口に苦いのか、子供はなぜ野菜が嫌いなのか、若い時はお酒飲んで
ぶっ倒れていたのに、いまは割と平気なのか(でもぶっ倒れることあるけど)
サプリは毒になる?など、いろんな食にまつわる謎が解けた気がして、楽しかったよ~
以下、感想を箇条書き。ちょっと上から目線的な文体に見えますが、私自身、講演者
側に回ったり、運営側だったりもするので、自戒も込めた結果です。どうかお許しを!

おもしろかった点・理由
・なんといっても、講演者の講演内容がおもしろかった。特にイントロ→オチへの流れが
 素晴らしい。一般に、研究とは所詮、ある限られた例を細かく調べた結果である。一般の
 市民が興味をもつのは研究成果が現実の疑問や問題に、どのように繋がっているか
 (繋がりそうか)だが、それを「講演者なり」の考え方で示してくださった。
・講演内容もわかりやすい。特に下記。
 1) スライドの進め方。スライドの枚数は90分で35枚程度だった。1枚1枚には
  イラストが多めになるように配慮されていて、わかりやすい。
 2) 専門用語を極力使わない。使う時は重要な用語に絞った上で、「これだけ
  覚えてください」と言ってくださる(「ファイトケミカル」は覚えました(^^) )。
・これは講演者の方の配慮だろうか、随所で質問したくなる点が設けられている。
 なんというか「油断」のようなものが散りばめられているのだ。逆に完成されすぎた
 お話だと、サイエンスカフェやサイエンスバーは盛り上がらない(講演会との違い)。

dl20120302 (18).JPG
会場となったバーの外観。3階です。雰囲気はおしゃれな洋風の図書館って感じ。

うーむ、おしい!点・理由
・質問をしたいのだが、質問できるタイミングが分からなかった。
・実際に客席からの質問は少なかった。質問をしたのは4名くらいではないか?
 (参加者は15名ほど) このうち素人な質問をしたのは私だけ。
・専門家が専門的な質問をしていた。しかし、素人には何の話なのかサッパリ。
 それまでわかりやすい口調であった講演者も、質問が専門的なので
 専門的に返すしかない。それまでの温かい空気が、さっと冷める気がした。
・お酒を呑みながら、が売りのサイエンスバーなのだが、お代わりのタイミングがない。
 (といいつつ1杯はお代わりした)

これらの「おしい!」点は、講演者ではなく主催者(司会)の課題なのでしょう。
特に「専門家は黙らせよ」は多くのサイエンスカフェの課題かもしれませんね(笑)。
いやー、おもしろかったし、いろんな意味で勉強になりました。
さて、次は私の番ですな。つづく。
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MANTA

追伸:その後、こちらの科学バーは終了してしまいました。
(バーそのものが閉店)
ざんねん。

by MANTA (2013-12-30 07:29) 

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