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救援物資が届かない2つの理由 [ 電磁気で地震予知]

熊本県の避難所に救援物資が届かない事態になっているらしい。
●熊本市中央区の避難所状況(熊本地震)(西日本新聞:4/17 23:07)
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/shelter_kumamoto/article/239073
●「水や食料が足りない」 なぜ?届かない支援物資
 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2753239.html

南阿蘇村など、道路が寸断されている地域もあるので、理解できるが、熊本市内でも
物資不足だそうだ。熊本県内に物資が届かない状況なのか?あるいは熊本市内の
至る所の道路が寸断されているのだろうか?

私なりの結論を先に書こう(ただ、現地の状況は違っているかもしれない)
・熊本市は早急に、避難所の半分を閉鎖し、集約すべきだ。
 もしくは拠点となる避難所を決めて、そこへ集中的に物資を輸送すべき。
・自動車で移動できる人は、鹿児島県や佐賀県など隣県へ一時的に避難すべき。
 隣県も受け入れ体制を整える必要がある。

まずは1週間程度の話で、自治体レベルですぐ実施できる。頑張ってください。

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まず国や近隣の自治体から救援物資は集まりつつあるようだ。
●おにぎりに1時間並んだ 救援物資、避難所に届かず
 http://www.asahi.com/articles/ASJ4K6DX3J4KTIPE02P.html
 busshi.jpg
 下図も上記ニュースより(4/18 05:01)

また道路が寸断されているという話だが、下記サイトでは益城町や南阿蘇村などで
通行止めが随所にみられる。一方で熊本市内などは、ほぼ普通に通れそうだ。
●道路の通行実績マップ トヨタとホンダが公開
 http://mainichi.jp/articles/20160417/k00/00e/040/186000c
 - トヨタ「通れた道マップ」
   https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/
 - ヤフー地図版 http://yahoo.jp/KI3Acm  (←これが一番見やすかった)
 - グーグル版 http://www.google.org/crisisresponse/japan/maps?hl=ja

ではなぜ熊本市内の避難所に物資が届かないのだろう?
もしかしたら避難所の数が多すぎるのではないか?と思い、調べてみた。

まず、熊本市では市立の学校をすべて避難所に開放している。
●熊本市立のすべての学校を避難所に開放(NHK:4月16日 13時29分)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160416/k10010483471000.htm

学校は既定の避難施設をあわせて、避難所数は現時点で245箇所にも及ぶ。
●地震に関する各種情報をお伝えします(熊本市:4月17日)
 http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=12495

これだけ多いと、物資の配送が間に合わないのではないか? 仮に熊本市がトラックを
20台用意したとしても、1台のトラックは1日に平均約12箇所を回らないといけない。
1箇所の避難所での荷物の積み下ろしに1時間、一旦物資の拠点に戻って別の避難所に
移動するのに1時間として、トータルでピタリ24時間。245箇所なんとか回れる計算だ。
ところが、物資の配送拠点のほうが問題だ。拠点では、仮に一度に5台のトラックに物資を
搭載できるとして、搭載にかかる時間を1回/台で1時間と考えると、24時間で60避難所への
物資配送しかできない。しかも1日1回だけ。
(コンビニや大手スーパーが巨大な物流拠点を整備するのには理由があるのだった)

熊本市には現在10万人を越える方が避難しているらしい。
●熊本地震 屋内恐れ車中泊…想定外の駐車場不足
 http://mainichi.jp/articles/20160418/k00/00m/040/102000c
hinan.JPG
 図も同記事より。

単純計算すれば、11万人÷245箇所=1避難所あたり約450人が身を寄せている。
十分多い人数だが、冒頭に西日本新聞では、小学校などで1000名ほどの方を収容
できてるらしい。なので、避難所を半分に減らしても、避難者を屋内に収容可能なはず
であり、その分、救援物資を効率よく配ることができるだろう。

いまさら避難所を閉じるのが難しい場合は、複数の避難所の中に拠点となる避難所を
設け、そこへ救援物資を集中させるべきだろう。周辺の避難所の方は、拠点避難所まで
取りに行くようにすべきだ。誰が取りに行くって? 避難者本人である。元気な方が、
動くしかない。拠点避難所では各避難所へ物資をうまく配分できるようにする必要がある
が、それも避難者みずからで組織するしかないだろう。

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ところで熊本市外になると事情は異なる。
多くの避難者は、自動車で移動し、屋内ではなくそこで宿泊をしているらしい。
となると、広い駐車場を持つ施設に避難者が集中することになる。
●大型施設、自然と「避難所」に 物資届かず疲労募る
 http://www.asahi.com/articles/ASJ4L33GDJ4LTIPE008.html

必然、本来は避難所ではないショッピングセンターやホテルなどが、避難先になる。
市役所は公民館の駐車スペースより、これらの駐車スペースが大きいことは容易に
想像できる。これらの「自主的避難所」も、役場などから新たな避難所として認識され
はじめているようで、救援物資も徐々に届き始めるだろう。
(となると、ショッピングセンターやホテルは、地震があれば避難所にならざるを得ないわけ
であり、予め避難所に登録しておくほうが得策だ。今回の地震の教訓の一つになるだろう)

ただ、上記の毎日新聞の記事によると、熊本市内から益城町へ自動車で避難している
人もいるらしい。駐車スペースの都合で、市内ではなく益城町への避難とのことだが、
震源地や今回の活断層により近い地域に避難することはおすすめできない。
自動車で移動できるのであれば、もう少し離れた市町村、あるいは鹿児島県や佐賀県に
一時的に避難するのは一案だ。

鹿児島県や佐賀県も、熊本県や大分県の被災者受け入れを検討してほしい。
すでに宮崎県は受け入れをはじめるようだ。
●宮崎県が被災者受け入れへ 住宅580戸余を確保(NHK 4/18 16:58)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160418/k10010486831000.html
佐賀県は検討を始めているようだが、ホームページにはまだ情報はない。
http://mainichi.jp/articles/20160418/k00/00m/040/102000c●佐賀)県内でも震度5強観測 被災者受け入れ準備も
 http://www.asahi.com/articles/ASJ4J3V2FJ4JTTHB00B.html
鹿児島県はどうした??

被災した人の避難所を減らせだとか、自動車で他県へ逃げろだとか、
勝手な話を書いてしまったかもしれない。
しかし、長い間の話ではない。次の当ブログの記事に書くが、余震は確実に減って
きている。とりあえず今週末までの辛抱すれば、余震活動はかなり減るだろう。
がんばってください > 現地の方々、行政の方々
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MANTA

続報:
熊本までの渋滞が酷いらしいが、最大の要因は行政の能力不足とのこと。
●支援物資が届かない!熊本が陥った「悪循環」
 http://toyokeizai.net/articles/-/114521
(東洋経済同記事より)
”支援物資の配布には食料や衛生用品といった仕分けが重要だが、行政は「素人」。2011年の東日本大震災でも支援物資の滞留が指摘され、仕分けを民間物流業者に任せることでようやく避難所に物資が届くようになった。今回の物資不足は、5年前の反省が生かされたとは言い難い事態だ。”
”行政と市町村の連携にも難がある。今の分配は市町村の要請を受けて県が送る「プル型」。県が避難者数から必要量を見積もり、要請がなくても送る「プッシュ型」に比べ、プル型はどうしてもニーズと支援に時間差が生じるが、県は今も「プル型」を続けている。”

ふむむ。
by MANTA (2016-04-20 06:56) 

立花

地震大国というわりに、いざ本番となると弱いですよね。
ぼくのまわりの人たちも、「またか!」とか、「いつも通りだな」みたいな感想が多いです。。

by 立花 (2016-04-20 20:11) 

MANTA

立花さん、本番に弱いのは行政だけではなく、私達市民もかもしれません。
先週末、近所のスーパーでは2Lの水のペットボトルが売り切れていました。
こういう時に防災を思い出し、準備に励むのはとても良いことだと思いますが、
逆に言えば普段は準備をしていない(例:水を買っていない、水の賞味期限を
確認していない)ということです。

「熊本地震でいま私達ができることは?」という問いには、ボランティアに行く、
募金をする、救援物資について考える、などありますが、自分自身の防災が
どうなっているかを見直す、もぜひ入れたいところです。
かくゆう私も、水の賞味期限を確認してませんでした。(^^;)
by MANTA (2016-04-21 07:29) 

mars

震度5弱の後に3が5~6回続いたら恐怖で動けなくなる、それでも懸命に生きている人達を侮辱できるほどあんたは偉いんかね?
寧ろ自治体はよくやってるし、机上の空論と目に見えてる範囲だけの勝手な思い込みで采配をふるった安倍政権のせいで作業が滞った。
FEMAによる上から目線の危機管理はニューオリンズの水害で致命的な欠陥を露呈してアメリカでも見直しの機運がある。
ついでに言えば川内原発とかは加圧水型なので「止めてさえおけば」例え横倒しになっても爆発しないが、自尊心と安心安全パフォーマンスの為だけに動かしつづけるのは危険なので即刻止めるべきだ。
「どうなるか判らないから大丈夫」って考えならば改憲とかほざくな。

by mars (2016-04-24 14:19) 

MANTA

>震度5弱の後に3が5~6回続いたら恐怖で動けなくなる、それでも懸命に
>生きている人達を侮辱できるほどあんたは偉いんかね?

marsさん、たしかに上から目線な書き込みであったかもしれません。
お気を悪くされたらごめんなさい。
ただ、当方も阪神淡路大震災での数多の余震を経験しております。
東日本大震災も都内で経験しました。
その上で、行政の早い対応を求めたいと思いますし、期待しております。

by MANTA (2016-04-26 07:38) 

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