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京大入試問題流出に一言 [ 科学コミュニケーション]

ここのところ、公私ともども本当に忙しく、ブログに記事をUPするのも、乗船レポートへの
コメントにお返事することもできず、大変失礼しております。 そんな久々のブログ書き込みが
こんな記事でとても悲しいのですが、何も触れないのもまた変なので、一言だけ。
各紙日曜朝刊の1面を飾った記事についてです。
●京大入試問題、試験中に携帯で流出…受験生がネット投稿か?
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000032-sph-soci

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ある夜の、京都大学。

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いろいろ終わった~ [ 研究実況 Old..]

下船してから、卒論論文をチェックし発表会をとりまとめ、修士論文のチェックをし審査、
大学院の入試があって、プロジェクトのヒアリング準備、サウジアラビアからの見学者対応
学部3回生の研究室訪問、会議、引越し、などなどで今に至る。

なんか忙しかったけど、
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乗船レポートも最後の1回、終わっちゃわないと。ちょっと待ってくださいね。
ちなみに上のネコの絵は、昨日、修士論文発表会を終えた学生のイラスト。
おつかれだ。
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宝探し航海(11) 東京湾 [ 宝探し航海]

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いやー戻ってきました。下船して日数が経ってしましたが、海の上の生活はすでに
夢のようです。毎回そうですが、船上の調査はやっている間は血が熱く湧いていて
かつ頭は冴えている感じですが(単に船酔いのせいで、冴えてる気になってるだけ
かも)、降りた瞬間に我にかえります。浦島太郎か?

写真1枚目はそんな海の様子。伊豆小笠原。水中ロボット「かいこう」が潜る予定だった
日なんやけど天気が悪くて潜れないので、待っている船員さん(その間も別の作業中)。
あんまし揺れてないように見えるね。

写真2枚目は東京湾内での朝日。かえってきたー!っていうか、かえってきちゃた…
っていうか、複雑な感じで朝日を見たよ。

写真3枚目は、調査船かいれいの母港、横須賀港の風景。江戸の昔から?ここは
軍港なのである。写真は自衛隊の船だと思う、たぶん。その奥に広がるのは
横須賀の街。右端には米軍基地がある。そういえば昔、研究所の中だけ携帯が
入りにくかった頃があったので、「お向かいの米軍基地から妨害電波が出てるのでは?」
なんて冗談を言ってましたなぁ。いまはバッチリ入ります。

さて次回は乗船レポートの最終回。
下船した研究所にあったいろんな装置とかを紹介します。

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宝探し航海(10) 研究所の港にて [ 宝探し航海]

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今日、調査船から研究機材をおろしました。
今回もいろいろあったけど、本当に充実した航海でした。
船の人たち、ありがとうございます。
研究者のみんな、また会いましょう。

でも乗船レポートはもうちょっとだけ続くのだ。
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宝探し航海(9) 潜れんかった [ 宝探し航海]




乗船レポートの続きです。
結局あの後は天気が悪く、風波ともに激しかったため、調査潜航はできず。
あーざんねん。

写真1枚目は先日、潜れたときの「かいこう君」
ロボットアームを折りたたんで、これから海水に入って潜っていこうと
しています。右前に可愛らしくニョキッと突き出しているのが、アンテナ。
海底についたらこの先から電流信号を水中に流して、ちょっと離れたところに
おいたレシーバー(7回目の写真の装置)に受信させます。そうすると周りの電
気の通りやすさが分かります。海水の電気の通りやすさは別の小型センサー
(CTD)で測れるんで、ようするに海底の電気の通りやすさが分かる仕組みです。
まあ今回は電流を流す実験は1日しかできませんでした…

ただぼーっと待っていても仕方ない。ロボットが潜れなくてもできることはあり
ます。船から海底に向けて超音波を発振して海底地形や海底のつくる磁気異常を
調査しました。
※詳しくはこちら http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2009-02-25
写真2枚目は、データ処理装置(右側の青い装置)とそのチェックをされている
船員さん。青い装置にエアコンの冷気が直接当たるように、天井から銀色のダク
トが吊り下がっています。ちなみに左奥(船員さんがおられるあたり)も超音波
の装置で、潜ってる間のロボットの位置を把握できます。また右奥は「かいこう」
君のコントロール室です。

はあ、まあ仕方がない。がっかりしていてもお腹は減ります。
たっぷり食べて、元気を出しましょう。
調査航海ももうおしまい。日本に帰ります。

ところでうまく熱水鉱床がみえたかって?
まあ、うまくいったと思います! (^^)
たった1回の潜航のチャンスでしたが、感謝、感謝。

つづく。

宝探し航海(8) 天気が悪い毎日 [ 宝探し航海]




乗船レポートの続きです。
その後は天気が悪い日が続きました。
沖合では風は風速15m/秒以上。これは時速54kmに相当します。
常にそれくらい、時にはそれ以上の風が吹いていました。
波は3m以上。うねりですね。これくらいになると、船の船尾あたりでは
かなり上下の動きが激しく、まるでシーソーというかミニジェットコースター。

これではロボットを潜水させるわけにはいきません。
なので、近く(と言っても調査地域から100kmくらい離れている)の八丈島の沖合
の風・波の穏やかなところで天候が回復するのを待ちます(写真1枚目)。

え、写真を見ると天気が良いって? 雨が降るか降らないかではないのだ。
風が吹くかどうか。冬は大陸からの高気圧から吹出す風に要注意。
晴れている方が風が強い日が多いのです。一方、数回前の記事の写真のように、
「かいこう君」が潜っているときのほうが曇ってます。

こんな時は待つしかない。写真2枚目は、船橋(ブリッジ)の様子。
待つしかない…

写真3枚目はブリッジの海図。GPSとか電子航法装置とかが発達していても、こう
して紙のチャートにいろんな情報や目標地点を書き込んでいます。
手前にあるカラフルな図が、風と波の予報。赤いほど、波が高い。ああ、、、

つづく。

宝探し航海(7) 謎の生物 [ 宝探し航海]





熱水地域には、変わった生物がいたりします。
写真1枚目のチムニーの近くにも生物がいました。
(しかし、誰かがコンクリートで作ったモニュメントみたいですね)

例えばカニ。写真2枚目のカニは全身になんかフワフワした、毛のような
ものが付いている。熱水の近くで生きているから、湯の花のようなものがついて
いるのかなぁ? 気にならんのかしら?

写真3枚目も謎。これはウナギなのか? でも顔をアップしてみると魚っぽく
ない。ヒゲのようなものは何?触覚? っていうか、これって顔?
それともしっぽ?

写真4枚目は、あ、これは私たちが海底に設置した観測装置。
海底の電気の流れやすさを測定します。新開発でしたが、まあまあうまく
動いたように思います。

つづく。

宝探し航海(6) 宝は何か? [ 宝探し航海]




今回は「宝探し航海」と銘打ってますが、「宝」とは何か?
海底にある「お宝」とは?


写真1枚目は、「かいこう」のコンソール。
小さいランプ類が飛行機みたいで綺麗。そして画面にドーンと映るのが、
かいこう君の目前の海底。

ズームが写真2枚目。岩ですが、実は白っぽいところからお湯が噴きでています。
水深800m。水圧が高いので100度を超えても蒸気にならず液体です。
熱水といいます。温度が高いので、金や銀などが溶けています。
これが冷たい海水と出会うとどうなるかというと…

それが写真3枚目。左前に映っているのが、熱水からでた成分が冷えて煙突状に
固まった物。「チムニー」と呼ばれています。周りにも金や銀を多く含む堆積物
が沈殿します。これこそがお宝。海底熱水鉱床といいます。

金属資源はいまや、世界中で争奪戦。次なるターゲットがこの深海の熱水鉱床
というわけです。これが海底の下にどれくらいの厚さで広がっているかを調査
できれば、お宝のお値段もわかるというもの。今回は、そんな道具作りのため
海底に潜っています(ロボットが)。

つづく。

宝探し航海(5) 宝を探す [ 宝探し航海]



乗船レポート、まだまだ続きます。
いよいよ、海底調査の開始。今回も水中ロボット「かいこう」くんに
活躍してもらいます。「かいこう」は世界で唯一7000mまで潜れる、深海調査
ロボットなのだ(アメリカも作ってると聞いたが、完成したのかな?)

写真1枚目は、着水直前のかいこう君。今回はおデコとお尻(?)に1mくらい
のアンテナをつけていて、そこから電気を流して、海底の調査をします。
今回の海底にはオタカラが眠っているかもしれない?ので、電気を流して
調査します。

で写真2枚目。いってらっしゃーい。
ちなみに上の写真はちょっと前のものだけど、いま、かいこう君の2回目の
潜航の直前なのだ。では私も作業のため、船尾の方にいってきまーす。

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