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海底で鉱山を探す(13) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

昨年末にお届けしておりました、調査航海レポート、おまけがありました。
2週間に渡る調査航海を下船してから、その足で、今度は陸上の調査に参加してました。
PC200298.JPG
ここ。いい天気だね!

どこか分かりますか?もう一つヒント。
PC210362.JPG
黒い卵。

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海底で鉱山を探す(12) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

長々お届けしました乗船レポート、最終回です。
調査は無事終了。予定の調査目的を概ね達成。ほぼ満願成就です。
いやー、よかった、よかった。

ただ多少、天気にも悩まされました。
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そんなときは島影で風を避けます。写真は伊豆諸島の一つ、「青ヶ島」。
虹がかかっていますね。風が強いので白波も立っています。

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島は断崖絶壁で囲われています。漁船が操業中。おそらく青ヶ島の方でしょう。
この島は火山島。1700年代には大噴火のため、全島民が避難し、長年にわたって
無人島となったこともあったそうです。いまは数百人が生活していて、焼酎を作ったり
釣り人に宿や食事を提供したりしているそうです。

…というお話を、青ヶ島に屡々調査に行かれる東海大学のI先生から船上で伺いました。
荒天の時には研究者だけでなく、船員さんも参加される「船内セミナー」が行われますが
I先生のお話はみんな興味津々。というのも、船員さんといえども、青ヶ島に上陸された
方はおられなかったのです(意外!)。「どうやって生計を立てているのか?」
「船から見える信号らしきものは、いつも青なのだが?」などなど、質問が飛び交いました。

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海底で鉱山を探す(11) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

さて長々続けました乗船レポート、あと2回ほどで締めましょう。
ラス前に、船で働く人々をご紹介。
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大海原でひとりぼっち、ではありません。第5回で出てきた、作業艇です。
その見つめる先にあるものは…

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ざばーーん!! 無事に帰ってきた探査機「うらしま」君でした。
クレーンで引き揚げられるところ。おかえりなさーい!

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海底で鉱山を探す(10) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

船の中には研究室もあります。
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ここでは、探査機「うらしま」が調査した、海底地形の解析の真っ最中。

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3D映像なので分かりづらいかもしれませんが、熱水チムニーが写ってるようです。
熱水地域では海底から熱いお湯が湧いています(100度以上!)。これが冷たい海水と
出会うと、お湯が急速に冷やされて、中に溶けていた岩石の成分が沈殿します
(温泉地によく見られる湯の花と似ています)。お湯の出口は沈殿物が溜まるにつれて
だんだんと高くなります。その天辺ではまだお湯が出ている。まるで見た目は煙突です。
なので熱水「チムニー」と呼ばれています。この熱水チムニーやその周辺の沈殿物には
貴重な金属資源も濃集されている=海底鉱山、というわけ。

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海底で鉱山を探す(9) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

船でみる夕焼けも綺麗ですが、朝日も捨てがたい。
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ほら、雲の向こうの朝日が綺麗です。

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少し時間が経つと、また趣きも変わります。

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海底で鉱山を探す(8) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

今回の目的は「海底の鉱山」でしたね。
そのために、海底に装置を投下しました。
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準備中の装置達。全部で6台を用意しました。

PC120211.JPG
1台を船の後ろの方に引き出してきて…

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海底で鉱山を探す(7) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]

乗船レポート、つづきます。調査の際の楽しみといえばこちら。
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食事です。今回もいろいろなご馳走が登場しました。

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例えば、手前は鶏の煮物、それと奥には…

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海底で鉱山を探す(6) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]




乗船レポート、ダイバーの活躍のつづきです。

ダイバーはまず、細いロープを探査機「うらしま」に繋ぎます。写真1枚目では
見づらいですが、ダイバーが2本の細いロープが「うらしま」本体と接続した直
後です。

次にぶっといロープを「うらしま」に繋ぎます。細いロープをガイドにして、太
いロープが機械式に降ろされていきます。写真2枚目は太いロープの先端の金具
が「うらしま」本体に嵌合(かんごう)されたところ。ダイバーが親指立てて
「嵌合確認!」の合図をしています。小さくて見えないけど。

写真3枚目は吊り上げられた「うらしま」。今回の調査では「うらしま」を合計4
回、潜航させる予定でしたが、天気が荒れ気味な中、3回の潜航を行うことが出
来ました。よかった、よかった。もちろん、「うらしま」君は浦島太郎になるこ
となく、こうして無事に船の上に戻って来ました。

しかしダイバーに乗られる姿をみると(→前回参照)、探査機は「うらしま」と
いうよりも「カメ」ですね。AUV「カメ」。あ、カッコ悪いなぁ(笑)

そういえば、JAMSTECさんのWebサイトで新しく建造中のAUVの名前を募集してま
したっけ? どんな名前になったかな? どんな名前だと素敵でしょうかね?

海底で鉱山を探す(5) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]




乗船レポート、毎日更新とは行きませんでした。それだけ調査が順調で
忙しいということです(順調じゃなくても忙しいことも多いですが)
(とくに装置がトラブったときは、”とても”忙しい。今回は大丈夫!)

海底調査をおえた「うらしま」を船の上に揚収します。
「うらしま」は水中ロボット。ロボットパワーで海底を詳しく調査しますが、
こいつを船の上に引き上げるのに必要なのはマンパワーです。

写真1枚目は、調査船「よこすか」から出撃した作業艇。
潜水士(ダイバー)さんが3名乗っています。黄色い作業服は船員さんです。

写真2枚目。海底の調査を終えて水面まで浮上してきたうらしま(写真右)へ
作業艇を近づけます。ここからダイバーさんが海に飛び込みます。

で、写真3枚目。うらしまの上に乗っかったダイバー達。
けして遊んでいるわけではありません。重ーい うらしまを船の甲板上に引き上
げるには、クレーンを使わないといけません。クレーンから出ているロープにう
らしまを接続する必要があるのです。ダイバー達の役目は、海の上を漂っている
うらしまにロープを繋ぐこと。一つ間違えば大怪我しかねない危険な作業が、
日々の調査終了時に待ち受けていますが、ご安心を。
この作業、すでに引退した潜水調査船「しんかい2000」の頃からすでに30年間、
代々行われている作業なのです。世界中で、深海へ潜ることができる潜水船が活
躍していますが(米・仏・露・日)、どの国の潜水船も揚収時にはこんな感じで
人の手を借りているようです。
最新科学機器といっても、人間の知力と体力が支えているのですね。

ちなみにダイバーさんはいつもは2人だそうですが、この時は練習生の方も参加。
さすがはAUVうらしま、3人乗っても沈みません(イナバ物置か!)。
(でもちょっと重そう)
あとイルカに乗った少年、という歌があったんでしたっけ? 世代的にちょっと
存じません。私の世代だとイルカに乗っているのは「海のトリトン」です。
このブログのタイトルの元ネタでもあります。閑話休題。
つづく。

海底で鉱山を探す(4) [▼シリーズ実況【海底鉱山】]




さぁて、調査海域に到着しました。
いよいよ主役の出撃です。今回は「うらしま」という探査機を使います。
こいつは自分で判断して、自分で海底を調査できる”自律型無人探査機”。
英語の頭文字を取って、「AUV」といいます。

写真1枚目は、水面へ下ろす寸前の「うらしま」。手前のクジラのアバラボネの
ように見える部分が、「台車」=うらしまのベッドです。
うらしま君は普段はここに乗っかってるんですね。

写真2枚目が、船尾のクレーン(Aフレームといいます。アルファベットのAの形
似てるから)に吊り下げられた「うらしま」。いわゆる「宇宙戦艦ヤマト」的な
アングルです(BGMはあれ。パーンパカパーン パパ パッパパーン♪)。
船首には波動砲がついています。ウソ。ソナーが取り付けられています。
海底では超音波を使って自分の位置を把握したり、障害物を検知したりできます。
船の上からは海底のどのあたりを、海底からどのくらいの高さをどの速度で進み
ながら調査しなさい、といえばよい。あとは自分である程度判断しながら、海底
付近を泳ぎながら調査します。

写真3枚目は、海に入った直後の「うらしま」。
今朝の写真です。
で、いま海底で調査中です。がんばれ「うらしま」!
つづく。

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