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経費の不正請求は見抜かれる [▼科学ニュース New!]

大学の教員や事務職員、研究所の研究員等は近年、「研究経費の適切な使用」
に関する講習会を度々受講せねばなりません。多くはネット上での講習会です。
正直言って「めんどうくさいなぁ」と思います。確かに、研究費で不正を行う
大学教員は後を絶たないので、必要だとは思いますが、その効果のほどは
どれほどあるのだろうか?とも思います。

ところで、経費の不正請求は別に公的機関に限ったものではありません。
企業でも、仕事で必要だった(はず)の経費を水増しして請求、などの不正は
昔からあります。ではどうやって対処するのか? ネット講習会?

案外、簡単なことで露見したりもするそうです。例えば下記。
check.JPG
 (いらすとやさんより)
●疑わしい"経費の不正"を簡単に見抜く方法 「ベンフォードの法則」を活用
 https://president.jp/articles/-/26317
 (ネット掲載は11/4、雑誌掲載は7月30日号)
 (以下は引用)
"自然界にあるさまざまな数値、たとえば株価ならば100円、250円、600円、
1780円、3200円、5500円、1万2000円、2万4000円といった額の一番左の
数字(3ケタなら百の位、4ケタなら千の位)は、1~9のうち
  「1」が30.1%、
  「2」が17.6%、
  「3」が12.5%
というように、それぞれの数字で出現する確率が決まっているのだ"

同記事によれば4以下は下記のようでした。
  「4」は9.7%
  「5」は7.9%
  「6」は6.7%
  「7」は5.8%
  「8」は5.1%
  「9」は4.6%

なので、もしも会社員Aさんの領収書の最初の数字に「6」がたくさん登場
するのなら(10%以上)、不正の可能性があります。
領収書の「0」を「6」に書き換えたのではないか?というわけ。
(なぜベンフォードの法則が成り立つかは、調べてみてちょ)

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一方、領収書の左端に「1」が異常に多いのも怪しいようです。
●経費水増し精算はなぜ起きる?不正を防止・発見するために大切なこと
 https://biz.moneyforward.com/blog/27772

こちらでは、「6,420円」に1を加えて「16,420円」の領収書にしちゃう例
が紹介されています(他にも代表的な不正請求の例あり)。
そういえば、私も「ここにゼロ足しておいて」という事例を目撃したことが
ありました。ゼロって!!
→ https://goto33.blog.so-net.ne.jp/2012-10-13

これらは領収書データの特徴から判別しやすいでしょうね。だったらもう、
人間の目ではなく、コンピュータの目でチェックさせたら?
と思ったら、案の定、時代は進んでおりました。
●不正会計はAIで見抜けるか
 https://www.eyjapan.jp/library/issue/info-sensor/2017-01-02.html

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研究経費の不正に話を戻せば、「適正な使い方」をいかに学ぼうと、不適切な
使い方に手を染める研究者はいるのです。ネット講習会は全くの無意味とは
思いませんが、それよりも内部・外部からの会計監査がどれほどしっかりと
なされているかを、予算執行者に伝えるほうが大事ではないでしょうか?
不正チェックの技術レベルも伝えれば、研究者の経費不正への理解度もグっと
高まると思います。すくなくとも、理系の研究者には効果はあるでしょう。
だって技術の虜ですもん。

…なんて話を、ベンフォードの法則をみて、ぼんやり考えてみました。
実際は、本当に一部の研究者の不正のために、すべての研究者が怪しまれたり
年に何度もネット講習や付属のテストを受けさせられています。
効果的な防止方法を、もっと真面目に考えてほしい。
ただテストを受けさせるだけなんて、時間の無駄ですよ。 > 国の偉い人
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