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プロローグ:地面に穴を掘ってみたこと、ある? [ 知識ゼロから学ぶ地底のふしぎ]

「地下を探る」。
この一文からどんな絵が思い浮かびますか?

スコップやシャベルを思い浮かべる人、ドリルのついた大きな装置で地下を掘る様子をイメージする人、あるいは地下鉄や地下街を連想する人、いろいろだと思います。でも多くの人は共通して「穴を掘る」様子を思い浮かべことはできるようです。

◎ヒトは穴を掘る動物
子供の頃を思い出せば、誰しもこんな疑問を持ったことはあるはず。
「地面の下はどうなっているんだろう?」
「地下深くへ掘り進んでいったら、地球の裏側まで行けるのかな?」
…なんて思いつつ、砂場を一生懸命掘り返してみたり(でも夕飯の時間になってあきらめて帰る。そして次の日は、穴掘りのことを忘れて違う遊びに熱中)。あるいは近所の古い下水道が気になったことはありませんか? 真っ暗な出口が口を開けているけれど、その奥に進んでいったら何があるのだろう?(でも入る勇気はない)

そういえば全国各地には"伝説の洞窟"がたくさんありますね。例えば神奈川県の江ノ島には、そこから遠く離れた富士山までつながっていると言われる洞窟があります。昔も今も、地下の世界には言葉に表せないような魅力があり、同時にちょっとゾクゾクするような恐ろしいような感覚も潜んでいるようです。

Fig1s.jpg
図1 私が使っている「ある装置」。白色の棒状の装置です。

Fig2s.jpg
図2 その内の1本を地下に埋めた様子。
写真中央の白い部分の下に「ある装置」の本体が埋もれています。

穴掘りに話を戻しましょう。地面を掘りたい! と思うのは子供だけではありません。大人になってからも穴を掘ることが大好きな人たちもいます。
千葉県にある成田ゆめ牧場では穴掘り大会を毎年行なっていて、2014年2月には第14回「全国穴掘り大会」が行われました。30分のあいだにスコップ・バケツ・ロープを使って一番深く穴をほったチームが優勝! というシンプルなルールです。参加チーム総数はなんと270以上! 参加者総数は1000名以上! そして優勝チームの記録は深さ3m以上!!(たったの30分間で)全国各地から穴掘り大好きな人たちが集まる恒例のイベントとなっています。

◎穴を掘る仕事
私自身も(趣味ではなく仕事で)穴を掘ることがあります(図1、2)。深さはおよそ1m。「穴を掘っていると無心になれる」、誰かがそういう話をしていた記憶がありますが、そのとおりですね。穴掘り作業中は「穴を深くする」ことしか考えていません。穴掘りには達成感もあります。シャベルを1回掘り進めるたびに、自分の足の下の(ほんの少し下だけれども)誰もまだ見たことがない地下が姿を見せる。土ばかりかと思いきや、掘り進む途中から砂の地層に変わったりして。あるいは岩石の地層に出合ったりして(でもこうなると最悪! 人力ではもう掘り進むのは困難です…)。総じて考えれば、穴を掘る魅力の源は「好奇心」かもしれませんね。

…この続きは、以下を御覧ください。
◎ロシアの穴は世界一
◎地球はデカイ
◎震源は深いよ
◎見えないものを見る
    ↓
※本記事は「Web科学バー」に掲載されたものです。
第1話「世界一深い穴でもまだ浅いのだ」
https://kagakubar.com/earth/01.html

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